皆さまからよく頂くご質問です
不正出血があり心配です。
不正出血があるとがんを心配される方がいますが、多くは女性ホルモンが関与した一時的な出血である場合が多いです。自分で思い悩むのではなく、まずはお話を伺いたいと思います。
婦人科検診を受けた方が良いといわれたがどんな検査をうければ良いのですか?
一般的な婦人科検診ではアンケート形式の予診と内診(内診台にあがっての診察)が行われます。まず診察前に上記の点について十分な問診を行い、さらに患者様の心配なさっている点をお聞きします。検診台(内診台)の上で、子宮・卵巣・外陰部・膣・おりものなどの状態を診察します。セックスの経験のない人や内診がイヤな人は、内診の前にあらかじめ医師にお伝えください。
子宮がんって何ですか?
子宮がんには2種類あります。子宮頸部(子宮の入り口)にできる子宮頸がんと、子宮体部(子宮の奥の部分)にできる子宮体がんです。同じ「子宮」でも、それぞれ異なった組織から発生するので、これら二つのがんは全く違うものです。発生する場所や原因だけでなく、発生しやすい年代も異なります。子宮がんはスクリーニング(がん検診)の方法が確立されています。早期発見、早期治療で子宮温存も可能なのです。
子宮頸がんワクチンとは?
子宮頸がんの原因となるヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染を防ぎます。
100カ国以上で承認されたワクチンで、合計3回の接種が必要です。 これは接種後のHPV感染を防ぐものであり、 既に感染しているHPVを排除したり、発症している子宮頸がんを治す効果はありません。ワクチンを接種することでHPV16型とHPV18型の感染を防ぐことができますが、全ての型の発がん性HPVの感染を防ぐことはできないため、ワクチンを接種していても子宮頸がんにかかる可能性がゼロになるわけではありません。子宮頸がんを完全に防ぐためには、ワクチンの接種だけではなく、定期的に子宮頸がん検診を受けて前がん病変のうちに見つけることが大切です。ワクチン接種後も、年に1回は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。
乳がん検診はどんな検診ですか?
40歳以上ではマンモグラフィー検診が推奨されていますが、しかし現状では、マンモグラフィー実施可能な施設が少ない、検査時に痛みを伴うなどのマイナス点もあります。また、30歳代はマンモグラフィーの検診対象にはなりません。当院では超音波による乳がん検診を行っています。当院の超音波はエラストグラフィと呼ばれるしこりの硬さを画像化する最新機械を導入しています。また、精密検査をした方がよい所見が見つかった場合には、ご希望の乳がん専門医を紹介させていただきます。

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子宮筋腫とは?
症状は過多月経や月経痛ですが、がんのような悪性腫瘍ではないので、ひどい貧血がない限り、手術をしないで管理しています。治療は漢方療法、偽閉経療法などの薬物療法を主体に行います。手術が必要な場合は、総合病院を紹介いたします。
子宮内膜症とは?
最近、若い20代にも増えています。月経痛や腰痛等の苦痛を伴うので早めの受診が必要ですが、悪化すると高率に不妊症になるので、漫然と鎮痛剤だけに頼るのは禁物です。手術が必要な場合は、総合病院を紹介いたします。
腹腔鏡手術とは?
腹腔鏡手術は、臍部(おへそ)ないしはその周囲から直径5~10mmのスコープを腹腔内に挿入し、テレビモニター上に映し出された映像を見ながら操作を行う新しい手術です。一般的な開腹手術は、15cm前後の皮膚切開で行われますが、腹腔鏡手術は皮膚切開創が開腹手術よりも小さいため美容的にも優れており、手術後の疼痛も開腹手術に比べ軽いのが特徴です。そのため、術後の回復が早く、入院期間の短縮と早期での社会復帰が可能なことが最大の利点です。当院には日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医がいますので気軽に相談ください。手術が必要な場合は、総合病院を紹介いたします。
女性医師希望です。
日本産科婦人科専門医の女医先生による診察がうけられます。女性だけに相談したいことは気軽にお尋ねください。毎週木曜日に実施しています。
漢方薬って高いのでは?
漢方薬は健康保険適用で処方します。日本東洋医学会認定の漢方専門医が診察にあたります。毎週水曜日に実施しています。

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避妊に失敗したときは(緊急避妊・アフターピル)
避妊法にはピルのほかにも、コンドームなどが定番ですが、じつは確実性の面ではコンドームは完全ではありません。ピルは飲み忘れがなければほぼ100%の避妊が可能ですが、コンドームの場合は漏れや破損などで避妊に失敗してしまうケースもあります。また、女性の意思だけで成り立たないのもコンドームの問題点と言えるかもしれません。望まぬ妊娠を避けるためにも、避妊に失敗したときは「緊急避妊」を医師に相談するとよいでしょう。避妊なしのセックスをしてしまってから72時間以内であればホルモン剤の服用などでで緊急避妊を行うことができます。
低用量ピルとは何ですか?
低用量ピル(OC:oral contraceptives)とは経口避妊薬のことです。毎日一回服用することにより排卵を抑制し、子宮内膜の増殖も抑えます。低用量ピルには、コンドームよりも高い避妊効果があります。正しく服用すれば、ほぼ100%確実に避妊できます。最も確実で安全性の高い低用量ピルにより、「望まない妊娠」からあなた自身を守ることができます。
低用量ピルは避妊だけの薬ですか?
低用量ピルは避妊効果だけでなく、女性に以下のようなメリットをもたらすことが広く知られています。
• 生理が軽くなり(生理痛、出血量ともに)、生理周期が安定する
• 生理前のイライラがなくなる
• 肌荒れ、ニキビが軽くなる
• 卵巣がんになりにくくなる
• 子宮内膜症を予防・悪化させないことが期待できる
ピルを飲むとガンになりますか?
現在発売されている低用量ピルには発ガン性はありません。
低用量ピルを飲むと太りますか?
低用量ピルによって太ることはありません。古いタイプのピルでは含まれるホルモン量が多かったため、太ることもありました。「ピルで太る」というのはもはや過去の話です。

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おりものが多くて心配です。
女性の月経周期の中でも子宮頚管粘液が増える時期があり生理的におりものが増えることはあります。継続的なおりものや他の症状を伴うときはカンジダや細菌性膣炎、クラミジア子宮頚管炎などの性器感染症や女性ホルモン欠乏に伴う萎縮性膣炎、子宮頸がんなどの腫瘍性疾患の除外が必要となります。
生理を移動したい。
旅行や大事なイベントなどがあり、生理が重なると困ることがあると思います。生理を遅らせたり、場合により早めたりすることが可能です。ご相談ください。
性病が心配なのですが?
性病は、性交渉により人から人に感染する病気のことで、STD(Sexual Transmitted Disease)とも呼ばれています。症状があればそれに応じた検査治療を行えばよいのですが、症状があまりはっきりしないケースもあります。当診療所ではHIV、梅毒、クラミジア、淋病のスクリーニング検査を用意しています。慌てずにまず、ご相談ください。
かぜを引いたけれど診てもらえるの?
風邪やインフルエンザにかかった時もお気軽に受診してください。女性に多く見られる、閉経後の高血圧、高脂血症、動脈硬化、骨粗鬆症、膀胱炎、腎盂炎、風邪、胃腸炎、下痢、便秘、花粉症についても、気軽に受診できるホームドクターとして診察にあたっています。手術や入院が必要な場合などは連携病院を紹介します。特に妊婦さんのマイナートラブルなどは使える検査やお薬は限られますので、まず、産婦人科医を窓口にすることをおすすめいたします。他の病院にかかられている方もお気軽にご受診ください。

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